マンション管理・運営コンサルタントの彩の国マンション管理センター(埼玉県さいたま市)

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大規模修繕工事を成功させるための「選び方」と「作り方」

事例③ 管理組合が求める建物劣化診断のための設計事務所選定

埼玉県内Cマンション。2回目の大規模修繕工事を長期修繕計画の予定年度より延ばせないか、それを判断するために建物の劣化診断を委託する設計事務所を選定。
4社から見積もりを取ったが調査内容が各社で異なり、比較ができなかった。

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管理組合が望む建物劣化診断を行うために一般財団法人 彩の国マンション管理センターにて見積要項書を作成し、各社に再見積もりを依頼。

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大規模修繕工事を成功させるための「選び方」とは

設計監理方式を採用して問題が発生した事例として、2例をご紹介しました。
(事例①)管理会社から設計事務所を紹介してもらう
(事例②)前回の設計事務所に依頼する
それぞれ問題はありますが、その方法を否定するわけではありません。
管理会社であれば、マンションの実情を理解し、管理組合の立場に立って設計事務所を紹介してくれるかもしれません。
前回の設計事務所であれば、過去の経緯を把握しており、適切な修繕の提案をしてもらうことを期待します。

「選び方」と言っても「ここに任せれば大丈夫」という設計事務所はないと考えます。
そのため、「いい設計事務所を紹介してください」とのご相談をいただいても対応に困ります。

大規模修繕工事を成功されるための「選び方」で重要なことは、管理組合が「どのような仕事をしてもらいたいのか」を明確にし、それをやってもらえる設計事務所を「選ぶ」ことです。
その「選び方」を管理組合の皆さんと考えています。

事例③のマンションでは、前回の大規模修繕の工事期間中に諸々の問題が発生したことにより、工期が大幅に遅れ、アフターメンテナンスも2年間延長しています。
そのため、今回の建物劣化診断を計画するにあたり、過去の問題をヒアリングし、その情報を要項書にまとめました。
そのような作業を行うことにより、劣化診断が有意義となり、その後の大規模修繕工事に活かすことができます。

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