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マンションの資産価値の維持・住環境の向上を考えるセミナー
「大規模修繕工事は責任施工か設計監理か」
≪設計コンサルタントワークショップ事例≫
さいたま市のある管理組合にて、下記のような大規模修繕工事に関する勉強会としてワークショップを開催してきました。
管理組合と設計事務所や施工会社などとが、このようなワークショップを行うことは、極めて稀なことですが、管理組合の今後の選択のスキルを高めることを目的に継続して行いました。
開催月 | テーマ | 講師 |
---|---|---|
2015年9月 | 設計コンサルタント業務 | ○○○設計事務所 |
2015年10月 | 設計コンサルタント業務 | ○○○○設計事務所 |
2016年2月 | 設計コンサルタント業務 | ○○設計事務所 |
2016年3月 | タワー型マンションゴンドラ架設 | ○○○社 |
2016年4月 | タワー型マンション大規模修繕工事施工 | ○○○○改修会社 |
設計コンサルタントのワークショップでは、各社共通で仮設計画の重要性について言及しています。
仮設計画により、工期が変わり工事費に大きく影響することもあります。
設計コンサルタントには、その建物に合った資産価値の向上やライフサイクルコストの低減に繋がるような提案が求められます。効果的な提案は、経験によるところが多く、マンションの特徴を理解している設計コンサルタントであることが重要です。
さいたま市のある管理組合にて、下記のような大規模修繕工事に関する勉強会としてワークショップを開催してきました。
管理組合と設計事務所や施工会社などとが、このようなワークショップを行うことは、極めて稀なことですが、管理組合の今後の選択のスキルを高めることを目的に継続して行いました。
実施月 | 作業内容 | |
---|---|---|
2016年6月 | 大規模修繕工事発注方式決定 | 責任施工か設計監理か |
7月 | 設計コンサルタント委託業務検討 | 要項書作成(何を仕事させるか) |
8月 | 設計コンサルタント公募条件検討 | 公募の参加条件決定 |
9月 | 設計コンサルタント選定公募 | 建通新聞等業界紙に公募 |
10月 | 設計コンサルタント選定候補決定 | 書類選考 |
11月 | 設計コンサルタント候補現場説明会 | 現場調査 |
12月 | 設計コンサルタントヒアリング | 設計コンサルタント決定 |
2017年2月 | 臨時総会開催 | 総会承認 |
≪大規模修繕工事関連作業≫
大規模修繕工事を計画し、実施するにあたっては、下記のような作業が必要となります。
設計監理方式が選択される際の理由としては、下記の作業を管理組合で行うことが難しく、専門性をもった第三者に公平に行ってもらうことを期待するところによります。
大規模修繕工事関連作業 | 作成資料 |
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① マンションの劣化状況を確認 | 建物劣化診断報告書 |
② 複数業者から見積を取るための資料の作成 | 共通仕様書・見積内訳書 |
③ 工事業者の選定 | 見積要項書・チェックシート |
④ 工事が見積の通り行われているチェック | 工事監理報告書 |
⑤ 長期修繕計画の見直し | 長期修繕計画案 |
≪大規模修繕工事を成功させるための作業≫
大規模修繕工事を成功させるためには、それが責任施工であれ、設計監理であれ、管理組合は先方にどのような仕事をしてもらいたいのか、明確に伝える必要があります。
その為にも相手任せにしない管理組合の自主性が必要であると考え、管理組合の知識とスキルを高めることを目的に一般財団法人 彩の国マンション管理センターでは管理組合のサポートを行っています。
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