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マンションは限られた敷地に目一杯の建物を建てます。マンションの販売は建物の販売なので、スペースに余裕のある平置きの駐車場をたくさん作ろうなどという発想はありません。一方で駐車場の付置義務により一定数の駐車場を作らなければなりません。行きついた先が機械式駐車場です。

機械式駐車場は、保守点検費用が必要、修繕費が高いという困った状況により「管理組合の金食い虫」などと言われることがあります。確かにマンションの長期修繕計画の作成では、機械式駐車場のあるなしで、ずいぶんコストが変わるのも事実です。

「いい車に乗りたい」自分たちの世代は、皆が車に憧れました。
時代は変わりました。車に乗る人が減って機械式駐車場の空きが問題になっています。
「管理組合の金食い虫」と言われようとも機械式駐車場をすぐにやめるわけにはいきません。今の時代、これからの時代に合わせた機械式駐車場のあり方を考えています。